無限なる混沌の中
神は光を定義
宇宙の中心に天動説を司る惑星セタとルシフェルを創造
しかし彼の目に自我を見た神はメタトロン計画を画策。
義人イーノックによりその計画は遂行され惑星セタは消滅した。
その後、神は地動説を司る惑星リュタを創造 そこは遍く星々の一つ地球となった。
役目を終えたイーノックは余り有る力を72個の欠けらとし ルシフェルは深い眠りに落ちていく中、地球を彷徨う夢を見た。
この物語は地球に落ちた、そんな欠けらの物語。
本作の舞台は、東京を首都とするこの国。 この国の各地には、人間界とは異なる次元のはざま、「レイヤー」と呼ばれる空間が存在する。